会長の所信
会長 臼谷 喜世彦
2020年~2021年度会長ホルガー・クナーク氏は「ロータリーは機会の扉を開く」をテーマとしました。
グローバル化とIT化、過度な個人の利益を追い求める金融資本主義の発展によって社会は大きく、激しく変化してきました。そして今回コロナウィルスの蔓延がさらなる社会的変化をもたらし、個人の価値の変化も大きく変わってきそうです。
ロータリーの価値とは、高潔な心をもつ人のコミュニティにおける、友情と人脈づくりにあります。そしてその組織の中で、お互いが大なり、小なり影響し合うことによって時代の変化に適応すべく変わることができたり、新しい視野と経験をえることができることが一番の価値です。
時代の大きな変化のなか、このようなことが実現する組織としてのロータリーをつくっていくことがロータリーのこれからの存在価値だと思います。
大事なことは「集まる」ということ。集まって行動することによって結果を生み出すことが重要です。そして、組織活性化のために、老若男女さまざまな人が参加する価値があると思えるようなロータリーにしていこうと思います。そして更なる仲間を集めていきましょう。こうして、新しい時代に取り組めるような組織にしていきたいと思います。
そしてロータリーによって自分と異なる価値を持つ友を持つ機会、奉仕をやりとげることによって新しい価値を見出す機会、自分の知らないところへいく機会、そしてリーダーシップを得る機会としていく。このような、いろいろな機会を得ることのできる組織にしていくことこそが、「ロータリーは機会の扉を開く」ことになると考えています。
一年間皆さんと一緒に活動していきたいと思います。よろしくお願いします。